お客様は誰か

お客様とは、誰でしょうか?「お金を払ってくれる人」。。。すべての売上利益はお客様からもたらされます。その通りです。しかし、ちょっと考えてほしいと思います。お客様とは誰か?会社視点と個人視点があります。

まずは、会社の視点
売上高というのは、言葉を変えると、「お客様の笑顔、喜び、お役立ちを数値化」したものです。
売上高は、仕事の結果です。そう考えると、「お客様の笑顔、喜び、お役立ち」結果です。すべての売上利益はお客様からもたらされます。会社に利益をもたらしてくれる人達は、直接の顧客だけではありません。商品を届けてくれる人、原料を作る人、電気を提供してくれる人、さまざまな備品を作る人、会社が利益を生み出すために、多くの人達が関わっています。

会社にとってのお客様は、「関係するすべての方々」です。関係する人とは、無限に広がっていきます。よって「自社以外全ての方々」が答えです。

次に、個人視点です。自分がした仕事によって「笑顔、喜び、お役立ち」を得られる方がお客様になるので、「自分以外のすべての方々」がお客様です。上司・同僚・部下・家族。これには、人に感謝するということをしているということが前提にあります。自分が人に、「笑顔、喜び、お役立ち」を与える前から、多くの人達のおかげで今があります。

就職したということは、すでにその会社があったということで、その会社を維持するための多くの人が仕事をしています。さらにいうと、今の社会は多くの先人達が、作ってきてくれました。そう考えると、常に人への「恩返しの」気持ちからスタートします。
自分以外の人すべてがお客様であると考えるのであれば、自分の仕事が終了したとき、「何かお手伝いすることありませんか?」このような会話を使えるようになるのではないでしょうか?