できている

会社にいるときは、できているが、ひとたび社会に出たり、家に戻ったりするとできなくなる。そういうことってありますか?これは、学生時代でもあるのではないでしょうか?部活では、元気よくきびきびとし、元気よく挨拶もできる。しかし、クラスに戻ったり、家に帰ったりすると、だらりとし、チースとか挨拶をする。こういうことって、本質とずれていると思うんですよね〜。なぜ、部活(スポーツ)ではきびきびとした行動をさせるのか?それは、規律を正し、緊張感をもって短い時間できちんと練習をし、上下関係を築くことにより、思いやりや相手を尊重することを礼儀として表し、尊敬や感謝の気持ちを表し、団体スポーツでは、監督の意思がきちんと伝わるように、そういう意味があるのだと思います。それは、人生においても、社会においても相通ずることがあると思います。ひとたび、家に帰るとそういう行動ができなくなる・・・そういう人は、本質を理解できていないのだとおもいます。会社では、ごみを拾い掃除をする。会社から、上司から言われているから・・・自分の家の前は、できていない・・・それでは、いけないと思うのです。
あれだけ、厳しい練習に耐え、規律正しいスポーツをやっていても、社会にでて、おかしくなっていく人がいるというのは、その本質を分かっていないのだと思います。

礼儀と掃除とお客様第一主義は、根底でつながっています。それは、人を思いやる気持ち、利他の気持ち、でつながっているのです。自分のためだけを超えて、家族のため、部下のため、会社のため、お客様のためへとステップアップしていったとき、このことがわかり、行動できるのです。