無理です。

昨日、仕事仲間の会社に用事があっていきました。
そしたら、そこの社長が草取りをやっていて、
久しぶりに30分ぐらい話をしました。
私の仲間は、その社長のご子息です。
私のブログを見てるかもしれません。

その社長のご子息への要望は・・

1.報告がないので報告を!
2.金繰りのことを考えろ!その苦しみをわかってくれ!
3.人脈を引継げ!

の3点だったと思います。
そして、それを教えてやってくれとのこと
絶対に無理です。

そのご子息は、仕事きっちりで優秀だし、
マネジメントも営業もできるし、
すぐに社長になっても十分やっていける・・・
お世辞抜きで本気で思います。

でも社長は満足していない・・・

上記の3点は私にも覚えがあります。
実際、私も出来てなかった。

私の答え
1.報告する問題は、心理的抵抗によるもので、そして
  報告は、報告を受ける姿勢にも問題があるのでは?
  報告受けるときは、とりあえず最後まで聞くべし、
  報告受けるときは、きちんと相手に体を向けるべし、
  報告受けるときは、途中で説教にならないように、

そして、私がその社長にいった言葉は・・・
「そうですよねー報告大事ですよねー」

2.金繰りのことを考えろ!どうも大量仕入をきちんと
  報告しろとのこと・・・
  そういう仕組みがないとねー・・・日繰り表とか、
  資金繰り予定表とか?
  金繰りの苦しみ?そんなのわかるはずがない。
  個人保証して、大きなプレッシャーがかからないと。
  そして本当にお金がなくならないとわからない。
  もっと言えば、連帯保証の効力が自分に来ないとわからない。
  お金を借りる駆け引きや苦しみを経験しないとわからない。

そして、私がその社長にいった言葉は・・・
「そんなのわかるはずないし、求めてもねー」

3.人脈を引継げ・・・普段仕事していて、いきなり
  お客さん来て、同席しろといわれてもねー
  でもこれは、社長になってみると
  先代の人脈が、自分に影の力となってくれているのは
  間違いないということがわかるのです。
  そして、初めて意味がわかる。
  だから、時間があるときは同席したほうがよいと思うのです。

そして、私がその社長にいった言葉は・・・
「今はわかるはずないじゃないですかー」

そして、全て解決する方法があるのです。
要は無理やり社長になったら全て解決するんだと思うんだけどナー