何でそんなにがんばるの?パート1

 私にそう質問する人が1名います。何のために・・・・?そんなことは理屈ではなくて本能だと思うんだけど、あえて理屈をこねて考えてみようかなーと思いました。
 
 私の生い立ちの中でがんばったこと・・・多分、本能で生きていたときから、だんだんと理性がついてきて、はじめてがんばった記憶を思い出してみた。
 小学校5年のとき引越しをしました。小学校4年生の3学期オール5に近かった成績が、なんと!引越しをして、5年生の1学期・・・オール2になりました。体育まで・・・。私はびっくりして、母親に見せ、「多分先生は間違えたから、今から学校に行ってきてみる」と言いました。母親は「やめさなさい!間違ってないわよ!」と・・・。私は悔しくて悔しくて・・・2学期には5年生の漢字テストと算数テストでビリになりました。しかもダントツです。隣のクラスの先生に「ダントツビリだぞ!もうちょっとどうにかしたほうがいいぞ!」と言われました。それから、真面目に家庭学習をし始めました。6年生の時にはオール4まで回復しました。このとき初めて、努力をすれば何とかなるということを知りました。初めて、努力をした瞬間だと思います。

 そのときの先生、隣のクラスの先生が、数ヶ月前、生徒5人ぐらい連れて会社にきました。課外授業でテーマは将来の「夢」です。私は一生懸命小学生に語りかけました。どれ位響いたかはわかりません。その先生は相変わらず毒舌で、生徒を叱っていました。小学校5年生のときに言われた一言は、そのときはあったまきたけど、今考えると、私を救ってくれた一言だったと思います。感謝しています。

 負の環境や状況をばねにして、がんばる!一つの図式です。