トゥクトゥクにのりながら

sakura1202012-10-07

タイで渋滞のため、タクシーに乗車拒否されまくり、
しかたなく、トゥクトゥクに乗りました。
途中であまりの渋滞に降りろというので、
いけないことだけど、1000バーツ(2500円)
出すからなんとか時間通り行ってくれ!と言うと、
そこから、強引な運転が始まりました。
車にこすったり、逆走したり、屋台をどかして
進んだり、デンジャラスを感じつつ、
まーとにかく無事目的地に着いたわけです。



そして、乗りながらたくさんのことを想いだしました。
昔って日本もこんな感じだったよなー


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みんなけんかっ早くて、
大人の喧嘩もよく見たような気がする
父(会長)が冷蔵庫の中で社員を殴ったり
社員旅行で社員の胸ぐらつかんで宙に浮いていたり
旅館で隣の部屋がうるさくて父が壁をたたいて、一触即発
になったり、
車をこつんとぶつけられて、傷もついてないのに、
父が相手から3万円ふんどったり、
叔父さんの会社の社員と叔父さんが喧嘩して、
なぜか父がその社員つれてどっかに消えたり
小学校のとき、優勝がかかった試合で友達のお父さんが
三塁の審判と一触即発になり、なぜか父が止めて
お友達のお父さんをどっか連れて行ったり、


八百屋のおっちゃんとやんちゃな高校生が喧嘩になり、
やられてもやられても立ち上がり、高校生にむかっていく
八百屋のおっちゃん!奇跡は起きると信じてたら、
うちの母親が大騒ぎして、魚屋のあんちゃんがかっこ良く
八百屋のおっちゃんを助けてくれた。八百屋のおっちゃんも
魚屋もあんちゃんも、おれのヒーローだった。


叔父さんの会社の社員旅行で、富士山の売店で、
うちの弟(専務)がおもちゃのお金を払ったか
払わないかで、うちの母と売店のあんちゃんが
口論になり、テーラー(あだ名)が売店のあんちゃんを
殴り、うちのばーちゃんが出てきて、
まるで映画に出てくるやくざの姉さんばりのタンカを
切って、相手は完全に屈した。VIPルームで決着。


銚子から東金まで帰ってくる時、途中混んでて、
うちの叔父さんはベンツでクラクション鳴らしながら
車を左にどかしたり、逆走しながら帰ってきた。
小さいながら、それはいけないことだと感じた。


叔父さんのレストランに、裏の世界の方々がたくさん
やってきて、叔父さんは一人で立ち向かい追い払った。


うちの店が必ずお正月に門松を置くのは、結構深い
理由があったりする。


家の近くで発砲事件もあった。

ほとんどが1970年代、80年代前半の出来事。
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まー今となっては信じられないんだけど、うごめいて
いた。うねりをあげて、日本という国が進んでいたような
気がする。
我々日本は成熟し、国民が大人になった。。。のか
それとも元気がないだけなのか。
まートゥクトゥクにのり、むちゃな運転をするタイ人を
みて、無秩序の中にある、暗黙の秩序を感じながら、
昔の想いを馳せたのでした。

とにかく、前にすすもう!日本には世界が経験したことのない
新しい世界が待っている!