今日も¥絶好調!

久しぶりに頭痛です。
最近頭痛の治し方を開発しました。

サロンパス
肩甲骨に4枚
肩に2枚
首に2枚
こめかみに2枚

完璧です。本日絶好調です。

                                                            • -

PC入替、19台!
がんばりました!お金かかりました。
9割がたノートPCです。

                                                          • -

経済分析です。
最近分析すると、少し経つと
新聞に同じ切り口が載る
もっと踏み込まないとね。
世の中の流れがわかってきました。


円高、ドル安・・・他の通貨に対して円は? 
日銀が、先週の金融政策決定会合で市場の予想を上回る大胆な金融緩和策を打ち出しました。
大方の新聞の論調では、11月に予定されているアメリカの連邦公開市場委員会でも追加金融緩和が予想されているため、ふたたび円高圧力が生じるだろうということです。1ドル=79円75銭の史上最高値が見えてきてしましました。

マスコミも円高円高と騒いでいます。

今回の為替介入後、ドル以外に対して、円はどうなのか?というのも気になるので調べてみました。

ユーロに対しては為替介入以降円安です。
豪ドルに対しては為替介入以降横ばいです。
スイスフランに対しても横ばいです。
ポンドは円高です。
ニュージーランドドルは横ばいに近いです。
元に対しても円高です。米ドルに連動している人民元に対して円高が進行しています。
韓国ウオンも横ばいです。

そして、ユーロ・ドルを見るとドル安ユーロ高の流れが鮮明になっていることも分かります。
現状の正しい認識は円高ではなくドルがすべての通貨に対して下落しているということになります。
アメリカは輸出主導で、経済を立て直そうとしています。アメリカは金融緩和策でドル安を支援しています。この流れを止めようと中国や日本が為替介入を行っていますが、外貨準備高は米国債になって、評価損がさらに膨らんでしまいます。

日本の貿易はどうなるのだろう?

円高で気になるのは、日本の輸出がどうなるのか?という問題です。日本の輸出相手国ですが、1位は中国です。中国との貿易時の決済通貨は、ドルか円です。ドルの場合どうなるのでしょうか?日本はドルに対し円高です。また、元もドルに対し元高です。でも、元に対し円高です。よって、中国との貿易に関しては、大きな影響があります。

2位はアメリカです。アメリカの場合はそのほとんどがドル建てだと思いますので、その影響は大きいと思いますが、全体の15%と、前回の最高値時1995年時は30%以上の輸出割合がありましたので、そのときよりは影響は少なそうです。3位はEUです。ユーロは短期的には円安推移です。

ということは、輸出に対して、大きな影響を受けるのは、対アメリカ、対中国ということになります。

また、日本の輸入品目は、鉱物性燃料の割合が28.3%(8月)と多く、もちろん為替による影響も大きいですが、資源の価格変動の方が影響が大きいかもしれません。

今後の経済への影響は?

さて、今後どういう展開になるのかということですが、
まず、貿易について、決済通貨を調べてみました。
輸出におけるドル建て決済は2009年49.5%だそうです。一方、輸入は、ドル建決済が70.3%だそうです。ということは、とりあえず、急激な円高は、貿易数量が変らなければ、日本にメリットを生みそうです。

ただ、時間が経てば、円建取引の相手国、ドル通貨のアメリカやドルに連動し為替の動きが小さい中国は損をしているので、数量が減少してくるはずです。

それが、どれくらいのタイムラグがあるかということです。
すでに、円が90円を切って、5ヶ月。85円を切って2ヶ月です。為替予約との関係もありますが、そろそろ、輸出数量に影響が出てくるのではないかと考えています。その数字が早くも8月に現れたとするならば、9月の貿易統計も輸出の伸びが鈍化すると考えられます。

GDPへの影響は、表面的には、0.1〜0.5以下だと思いますが、輸出企業の収益が悪化し、国内設備投資減による影響の方が心配です。

よって、10月―12月期のGDPは、猛暑の反動、タバコの駆け込みの反動、エコカー補助金の反動、そして、円高の影響が貿易収支に現れ始めるということになると、相当厳しい結果になるような気がします。

とここまで書いたのが12日夜。そして、13日、15日とドル独歩高に対する記事が大きく載っていました・・・ガッカリ。もう少し踏み込まなくては・・・

13日朝刊:ドル、独歩安の様相
実効レート2年2カ月ぶり低水準「受け皿」円が高値圏
15日朝刊:円 80円台、アジア通貨急伸 米緩和観測 資金流入一段と


さー19冊目。

佐藤可士和のクリエイティブシンキング

佐藤可士和のクリエイティブシンキング