経済日記7・・・

外為特会 円高で赤字10兆円
2011年の予算編成で埋蔵金として当てこんでいますが、評価損が31兆円から積立金が20.6兆円を引いて、10兆円の赤字が出ています。時価会計が国際基準になる中で、ここにも、時価会計の基準を適用してほしいです。
もしかして、円高が是正されず、ずるずるしているのは、外為特会が財源として当てこまれていて、動けないというのもあるのかもしれません。


全国百貨店売上高
7月は、前年同月-1.4%と減少したものの、減少幅は縮まりました。土曜日が一日多く、その効果があったという事ですが、どれぐらいの効果があったか考えてみました。土曜日、日曜日、祭日は平日の2倍売上げがあるとします。昨年は土日祭日が9日。今年は土日祭日が10日です。そう考えると、2.5%の効果があると考えられます。そのほかにも天気の効果もあるようです。どちらにしても、今年のほうが条件が良かったので、改善とはいえないようです。

コンビニエンスストア売上高
既存店ベースの売上高は前年同月比プラス0.5パーセントと14ヶ月ぶりのプラスとなりました。客数はプラス2.3%、客単価はマイナス1.8%です。猛暑の影響で、アイス、飲料、など夏商材が好調だったようです。飲み物だけを購入するお客様が増えたようです。もし、猛暑ではなかったらどういう数字になっていたのだろう?私のコンビニエンスストアに対する前年対比は150%ぐらいです。


7月粗鋼生産量

前年同月20.4%増、前月比1.4%減です。前年比では9ヶ月連続増ですが、前月比で2ヶ月連続減です。各社が生産量を抑える背景には、先行きの不透明感があります。
前年比プラス前月比マイナス・・・今後調整局面に入るかもしれません。