データ

 昔私たちの会社では、まーまー売れています、とかあんまり売れていませんとか、めちゃくちゃ売れていますとか、あいまいな表現が多かったです。口すっぱく、何がどれくらいの期間でどれくらい売れたのか?どの場所においたのか?具体的に表現しようという指導を繰り返し行いました。といってもまだまだあいまいな表現をする人はいるけども。


 人間の感覚は意外に外れていることが多です。それはデータを取ってみるとすぐわかります。しかし恐いのは、間違った感覚で対策を立てたり、行動してしまうことです。間違ったことを一生懸命やることほどくたびれるものはありません。データーは事実として決してうそはつきません。データの無い場で人は自分の経験と勘で語ります。いや自分の利害、保身から発言します。そして感情がぶつかり対立し選択を誤ります。


 そのことを我々の会社では、部門長が一番わかっているようです。自分自身も気をつけなくてはいけないと思うことが多々あります。